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油処理剤を知る

歴史的には現在の油処理剤は第3世代になります

今から50年程前に起きた原油タンカー事故による油流出では、大量の油処理剤が使われました。これは、第1世代の油処理剤と呼ばれているもので、毒性が強かったために海洋生物への悪影響が問題になりました。この第1世代油処理剤は、海水と油を乳化させるために散布されますが、撹拌しないと効力がないため、撹拌板などで海水をかき混ぜる必要がありました。 上記の生物に対する毒性を弱めた油処理剤が、第2世代と呼ばれるているものです。こちらも第1世代と同じく、散布後に撹拌する必要があるため、その労力がネックとなっていました。 そこで開発されたのが、第3世代の油処理剤です。こちらは、毒性も弱く、散布しただけで自己撹拌するタイプです。飛行機などで空から散布して、そのままにしておくと流出した油が海水中に分散していきます。

微生物を利用した油分解もあります

上記のように化学物質によって、流出した油を処理するのが一般的なやり方ですが、微生物の持つ油を分解する性質を使って油の処理をする方法もあります。 特に海水が入れ替わりにくい湾などでは、油で汚れた場所に微生物が好む栄養素等を散布します。こうすることで、微生物の活動を活発にして油の分解を促すわけです。 また、油処理剤を散布して油を拡散させることで、海水中の微生物が油を分解しやすいような環境を作り出すことも行われています。 なお、油処理剤は、油流出後速やかに散布しないと、油の性質が変化して固体に近い状態になります。こうなってしまいますと油処理剤を散布しても効果がなく、船で変質した油を回収するという大変な作業をしなければならないそうです。

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